双子社長のギャップ萌え。(大幅に加筆修正済み)

「お前は、世話の焼ける奴だな。まったく」

社長は、ため息を吐くと構わずに
私を抱き締めてくれた。

えぇっ……!?

「社長!?」

「泣き止むまでこうしてやるから
さっさと泣き止め」

そう言って抱き締めてくれる
社長の腕の中は、あたたかった。

不思議……何だかとても落ち着く。

社長に抱き締められると
不思議と涙が引っ込んだ。

すると社長は、

「萌。お前……もう少し太った方がいいぞ?
背中に肉がない。痩せ過ぎだ!」

私が気にしていることを言い出してきた。

なっ!?

私は、慌てて社長から離れた。

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