双子社長のギャップ萌え。(大幅に加筆修正済み)

「社長。お願いします。
私にお金を貸して下さい!!」

社長に頼み込んだ。

「……どういうことだ?」

いきなりの行動に社長は、
驚いた表情をしてきた。

緊張と恥ずかしさで変な脂汗が出できた。

「実は……母が具合を悪くしていまして。
入院費が必要なんです。
でも、知っている通り……私の家には、
そんな余裕は、ありません!!」

「でも母は、凄く辛そうで……すぐにでも
入院しないといけない状態なんです!!
お願いします。
少しでもいいのでお金を貸して下さい」

必死にもう一度頭を下げた。

「…………。」

しかし返事はない。

ダメなのだろうか……?

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