双子社長のギャップ萌え。(大幅に加筆修正済み)
まるで社長を守るかのように……。
ますます副社長の本心が
分からなくなってくる。
ただ凄く怖いと思った。
私は、震えながらリビングに
戻ると社長が待っていてくれた。
「やっと来たか。早くしろ。
時間が惜しい」
社長は、機嫌悪そうに言う。
「す、すみません」
慌てて社長のところに行く。
私を椅子に座らせると髪をいじり始めた。
手慣れたようにいじりながら
「萌。あそこにお前の弁当が置いてあるから
昼になったら食べろ」
お弁当……?
見てみると確かにお弁当らしき物が置いてあった。
私用に作ってくれたんだ。
嬉しいと思いつつ
さっきの事が頭から離れなかった。