双子社長のギャップ萌え。(大幅に加筆修正済み)

「どうした?さっきから顔色が悪いが
気分でも悪いのか?」

社長が私を心配してくれた。

「いえ……あの……社長は、
副社長のこと甘やかし過ぎていませんか!?」

言うのか迷ったが
さっきの事を思い出すと口から出てしまった。

「どうした?朔夜に何かされたのか?」

ビクッ!!

「いえ……見ていてそう思って」

本当は、全部ぶちまけたい。

でも、あの副社長のことだ。
何をするか分からない。

すると社長は、ため息を吐きながら
また髪をいじりだした。

「あぁ……確かにな。
アイツには、甘いと思っている」

「でしたら、もっと厳しく」

「でもな……アイツをあんな風にしたのは、
俺も原因があるんだ」

「……えっ?」

どういうこと……?

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