双子社長のギャップ萌え。(大幅に加筆修正済み)
「当たり前だ。洗濯物を干してから
行くからちょっと待っていろ」
社長は、そう言いながら
メイクの道具を片付けた。
洗濯物!?
「あの……洗濯物なら私が干します!」
さすがに社長にだけ
家事をやらせる訳にはいかない。
「そうか?なら頼む。
じゃあ、その間にリビングに掃除機でもかけるか」
社長は、きびきびと動いていた。
その後。私が洗濯物を干しているあいだ。
リビングに掃除機をかけていた。
社長って……家事などは、奥さんや家政婦さんに
全て任せて優雅に座っているものだと思っていた。
我が社の社長は、よく動く。
専業主婦かと思うぐらいに……家事をこなしていく。
私がモタモタしているから
近くで布団まで干し始めていた。
「社長……終わりました」
「あ、ちょっと待ってろ。よし。
お前が先に帰ったら洗濯物と布団を
取り込んでくれ」