双子社長のギャップ萌え。(大幅に加筆修正済み)

「は、はい。分かりました」

社長は、布団を干し終わると背広を羽織り
戸締まりのチェックをしていた。

「戸締まりとゴミ出しはOK。元栓も閉めたし
お昼も朔夜用に用意したし。よし。
じゃあ行くか」

チェックの仕方が主婦みたいだな。
そう思いながら見ていた。

社長は、朝はいつもこんなに忙しいのだろうか?

出掛ける際には、ちゃんと副社長に
声をかけていた。

私は、一緒に車に乗り込むと
会社に向かって移動する。

チラッと社長を見ると書類のチェックをしていた。
今は、社長っぽい。

「社長。いつも朝は、あんなに
バタバタしているんですか?」

気になり質問をしてみた。

「うん……?
まぁ、いつもあんな感じだな」

「凄いですね……大変ではないですか?
仕事だって忙しいのに」

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