双子社長のギャップ萌え。(大幅に加筆修正済み)

でも、言わないと社長が余計に
心配をかけてしまう。

説明が終わると社長は、
怒りをあらわにしていた。

「その変質者は許せん。今からでも絶対に見つけて
二度とお前の前に現れないようにしてやる」

そう言うと立ち上がった。

「もう……大丈夫です。
副社長がオカマさんを呼んでくれて
お陰で無事でした」

慌てて止めようとする。

社長に無理をしないでほしかった。

「だが、もしそいつが遅れていたら
大変なことになっていたんだぞ!?
怪我までしておいてお前は、それでいいのか!?」

「それは……」

凄く怖かった。今でも思い出しただけでも
恐怖で身体が震える。

すると副社長が

「馬鹿な真似をするな。まったく。
だから頭の軽い奴は……」

呆れたようにため息を吐いた。

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