双子社長のギャップ萌え。(大幅に加筆修正済み)

社長は、夕食の準備を始める。
私は、その間に着替え直して副社長の部屋に行った。

夕食を呼びに行くのと
改めてお礼を言いたかったから。

ノックをすると返事があった。

「失礼します。朔夜副社長。
夕食の準備ができました。
それと……さっきは、ありがとうございました」

深々と頭を下げた。

「あぁ……」

副社長は、それしか返事をしてくれなかった。

あれ……?
もしかして怒っているのだろうか?

「あの……副社長……」

私は、恐る恐る副社長の前に行く。

だが、こちらを見ずに
パソコンのキーボードを打っていた。

「あの……話しは、助けてくれた
お知り合いの方から聞きました。
私を助けてやれって指示を出してくれたんですよね?
そのお陰で助かりました」

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