双子社長のギャップ萌え。(大幅に加筆修正済み)

眠れない……。

私は、水を飲むためにベッドからおりると
リビングに向かった。

すると社長の部屋の前を通った。

今日も副社長は、社長と一緒に
眠っているのだろうか?

社長がそばに居ないと眠れないと言っていたし。

ダメだと分かっているのに
私は、どうしても気になり覗いてしまう。

すると見えてきた光景に
私は、唖然とする。

電気がついており
社長は、副社長に肘枕をしてあげていた。

えっ……?

「朔夜。本当に大丈夫か?
顔色が悪いぞ?」

「別に……ちょっと疲れているだけだ。
大したことはない」

「だったら肘枕をしろと言うな。
まったく……どうしてお前は、
そうやって自分を卑下するんだ」

社長は、ため息混じりに言っていた。

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