双子社長のギャップ萌え。(大幅に加筆修正済み)

「別に……卑下なんか……」

そう言いながらも何だか
辛そうな表情をする副社長。

「おい。やっぱり辛いなら
一度、病院に行った方がいいぞ。
熱は……」

社長は、肘枕をしている副社長のおでこに
自分のおでこをくっつけた。

「少し……微熱っぽいな」

私は、その光景を見た時
どうしようもないショックと嫉妬で
立ち尽くしていた。

まるで恋人同士のような光景にやり取り。

自分は、社長に気持ちには、応えられないと
言われたばかりなのに。

悲しくて……その場から離れた。

部屋に戻るとベッドの上で泣いた。

この溢れる気持ちを一体
どうしたらいいのだろうか?

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