双子社長のギャップ萌え。(大幅に加筆修正済み)

すると私の顔を見るなりクスッと笑う副社長。
そして借金の契約書を見せてきた。

「お前……さっき覗いていただろ?
俺は、自分のモノが何なのか
分からすために来ただけだ。
用が済んだら出て行く……すぐにでもな」

そう言うと私に近づいてきた。

えっ……えぇっ!!?

後ろに逃げようとしたら
壁だったため逃げられなかった。

「ち、近寄ってきたら大声を出しますよ!?
そうなれば……社長がすぐに……うぐっ!!」

だがすぐさま。
私は、副社長に手で口を抑えられ
押し倒されてしまった。

ジタバタともがくが、女の力では勝てない。

「うぅっ……ぷはっ」

手を離してくれたけど苦しくて咳きこんだ。

「うるさい奴だな。
口にガムテープでも貼っておくか?」

そう言うとガムテープを取り出して見せてくる。

嘘っ……正気なの!?

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