双子社長のギャップ萌え。(大幅に加筆修正済み)
自宅を出ると社長の愛車で移動する。
窓越しからタワーマンションが見えた。
副社長……これから
どうするつもりなのだろうか?
怖いと思っているのに
頭の中は、副社長の事ばかり考えていた。
ホテルは、高級なロイヤルホテルだった。
仕事でよく利用しているため
融通を利いてもらえたと言っていた。
スイートルームは、まるで
洋館の一室みたいで、とても豪華だった。
「凄いですねぇ~こんな部屋で過ごすんですか?」
こんな部屋で泊まれるなんて夢のようだわ。
「あぁしばらくは、ここに住む。
まぁ、後は……のちのち考えればいい」
そう言った社長の表情は暗い。
チラッと社長を見る。
本心ではないからこそ、なおさら
社長も副社長の事が気になるのだろう。