双子社長のギャップ萌え。(大幅に加筆修正済み)

副社長もあんなに寝不足になったり
拒絶していた食事も社長なら食べる。

お互いに必要としているのが分かる。

「そうなんですか。
副社長がご無事なら良かったです」

良かったはずなのに……涙が溢れそうになる。
気づかれないようにしなくちゃあ。

『どうした?声からして
元気がなさそうだが?』

「そ、そんな事です。とても元気ですよ!」

慌てて大きな声で返事する。

大丈夫。まだ大丈夫。

すると社長は、言いにくそうに

「あのさ……ちょっと言いにくいのだが
居候の話を……解消しないか?」

えっ……?

今、衝撃な事を言われたような気がする。

「あの……どういうことでしょうか?」

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