双子社長のギャップ萌え。(大幅に加筆修正済み)
「萌。昨日は、悪かったな。
ホテルは、居たかったら好きに居てくれ。
俺から頼んでおいてやる」
「いえ。自宅に帰ります。
お母さんのためにも部屋を綺麗にしておきたいので」
これなら、居候せずに自宅に居た方が良かった。
そうしたらこんな苦しい思いをしなくても
済んだのに……。
「うん?目が赤いようだが……」
そう言うと社長は、
私の頬に触れようとしてきた。
ビクッ!!
私は、慌てて顔を横に逸らしてしまう。
「萌……?」
「あの……仕事が立て込んでますので
失礼します」
私は、頭を下げると慌てて
社長室から出て行った。
辛い……。
社長が悪い訳ではないけど
まともに顔を合わせづらかった。