双子社長のギャップ萌え。(大幅に加筆修正済み)
それからも数日。
私は、普通に接しようとするのだが
どうしても理由をつけて避けてしまった。
情けない……。
私は、これからどうやって
社長と接したらいいのだろうか?
複雑な気持ちだった。
社長も知ってか知らずか何も言ってこない。
呆れ返ちゃったのだろうか?
それとも……怒らしちゃったのだろうか?
しゅんと落ち込みながら秘書室で
パソコンのキーボードを打っていた。
社長と市原さんは、外に出掛けていた。
「ハァッ……」
何度も打ちながらため息を吐く。
その時だった。
「随分と情けない面してんな?」
えっ?
その声に驚いて振り向くと副社長だった。
何で、副社長がこんな場所に!?