双子社長のギャップ萌え。(大幅に加筆修正済み)
「萌。どうしてここから……?」
ヤバい……さっきまで
副社長に会っていた事がバレてしまう。
「あの、お帰りなさいませ。
ちょっと副社長室に必要な資料がありまして。
し、失礼します」
慌てて頭を下げると行こうとした。
だが、すぐに社長に腕を掴まれて
防止されてしまう。
「待て。何で避けるんだ!?」
無理やり私を振り向かせる。
み、見ないで……。
「お前……さっきまで泣いていたのか?
泣いた痕があるぞ?」
慌てて目線を逸らした。
社長と顔を合わせづらい。
「な、なんでもありません」
「何でもない訳がないだろう!?
泣いておいて。一体何があったんだ?」
問いただそうとする社長。