双子社長のギャップ萌え。(大幅に加筆修正済み)

「あぁ、今行く。
萌。悪い……会議の時間だ。あ、そうだ。
今日大丈夫か?俺ん家で飯でも食って行け」

そう言ってきた。

えっ?

そんな事をしたら副社長に
会ってしまう。

「心配するな。俺から宣戦布告するためだ!
萌を渡さないと」

そう言ってきた。

「あの……そのことなんですが
副社長は、別に私のことを好きではないと
思います……」

好きなのは、社長だから。

「アイツは……俺に執着しているだけだ。
少なからずお前にも興味を持っている」

「えっ……?」

社長……もしかして気づいていたの?

私は、驚いて社長を見た。

「アイツは、俺のことを憎んでいる。
でも、アイツのことを分かってやれるのも俺だけだ。
だから許せないのだろう……俺だけが
幸せになることが」

社長……?

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