双子社長のギャップ萌え。(大幅に加筆修正済み)

「はじめまして。
娘さんが働いている会社の社長を務めている
香月響夜です」

社長は、挨拶をしてくれた。

「まぁこれは、ご丁寧にいつもお見舞いの数々
ありがとうございます。入院の手続きまで
私は、立花 萌の母です。
いつも娘がお世話になっております」

深々と頭を下げるお母さん。

「いえいえ。頭を上げて下さい。
娘さんには、優秀で大変助かっております」

社長は、ニコッと笑顔をも見せてくれた。

褒められると何だか照れくさくなってくる。

するとボソッと副社長が

「優秀ねぇ……どっちが世話しているのか
分からないけどな。むしろ逆だろ?」

口を挟むように言ってきた。

副社長!!?

「こら、朔夜。
母親の前で失礼な事を言うな」

慌てて止める社長。

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