双子社長のギャップ萌え。(大幅に加筆修正済み)

「まぁさすがに料理は、習わなかったけど
姉貴の料理は、殺人的に不味いから。
身内の料理でも朔夜は、絶対に口にしない。
俺も嫌だけど……」

「え~それは、凄いですね。
逆に気になるかも……」

アハハッとお互いに笑い合う。

不思議と社長と普通に話せた。
お姉様効果だろうか?

あっという間に自宅のアパートに着いてしまう。
まだ帰らないでほしい。

「あの……良かったらコーヒーでも……」

そう言いかけたとき
社長のスマホが突然鳴り出した。

「あ、悪い。電話だ!?」

社長は、慌てて電話に出てしまう。
 
うっ……言いそびれちゃった。

しゅんと落ち込んでると社長は、
驚いたように

「はぁっ?姉貴がうるさい!?
分かった、分かった。すぐに帰るから
とりあえず落ち着け」

そう言い慌てて電話を切った。

お姉様がまた、騒いでいるのだろうか?

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