双子社長のギャップ萌え。(大幅に加筆修正済み)

瑠姫ちゃんも機嫌が良くなり
社長を見てキャッキャッと笑っている。

それを見て社長は、優しそうに微笑んでいた。

子供……好きなんだ?

面倒みのいい社長なら
きっと素敵なイクメンパパになるだろうな。

そう思うと何だか私と社長……そして
可愛い子供が居る家庭を想像してしまった。

素敵だろうな……。

嫌だ。私ったら恥ずかしい。
勝手に家族構成を考えてしまったことに
恥ずかしくなってしまう。

今は、社長のお手伝いをすることを
考えなくては……。

「あの……仕事の間なら私が預りましょうか?」

「えっ?」

「会議や仕事に瑠姫ちゃんを連れて行くなんて
出来ませんし……私がその間だけ
全力で面倒を見ます。
私だと頼りないかもしれませんがお任せ下さい」

キリッと言い切った。

「いや、しかし……」

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