双子社長のギャップ萌え。(大幅に加筆修正済み)

『よろしいも何もそれは、俺が
決めることだ。とにかくさっさと来い。
じゃないとお前にとって恥ずかしい写真を
バラまいてやる』

それだけ言うと一方的に
電話を切られてしまった。

驚いてしばらくスマホを眺めていた。

だがしかし、ハッと気づいた。
断るチャンスを逃してしまったことに。

あまりにも驚いたことを言ったせいだ。

「どうしよう……」

途中で瑠姫ちゃんが泣いて出られなかったとでも
言おうかしら?

いや、しかし副社長のことだ。
これぐらいの嘘は、見破りそうだわ。

チラッと周りを見る。
社長室も監視カメラあるはずだから
監視をしているに違い。

するとLINEの方が鳴る。
見てみると副社長からだった。

『来ないとこれを会社に送りつける』

そう書かれていた。
下をスクロールして行くと……。

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