双子社長のギャップ萌え。(大幅に加筆修正済み)

オロオロしていると近くに居た副社長が
徐に瑠姫ちゃんを抱き上げた。

そして、背中をポンポンと叩いて
あやし始めた。

まるで社長みたいな優しい表情だった。

心臓がドキッと高鳴る。

もしかして……赤ちゃん好きなの!?

私は、唖然とした表情で
出来たミルクを持って近づいて行く。

「赤ちゃんお好きなんですか?」

ドキドキしながら尋ねてみた。

すると私をチラッと見ると

「嫌いではない。ガキは、親の躾次第で
ウザいが乳幼児は、真っ白で
純粋だからな」

そう言うと瑠姫ちゃんの手を触った。
瑠姫ちゃんは、ギュッと握る。

副社長の意外な一面を知る。

なんだ……あんな優しい笑い方も出来るんだ?

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