双子社長のギャップ萌え。(大幅に加筆修正済み)

「す、すみません」

「ったく、さっさと作り直して来い」

「は、はい」

慌ててキッチンに向かいミルクを作り直した。
新しく出来上がったミルクは、副社長が
飲ましてくれた。

その後
私は、瑠姫ちゃんを寝かしつける。
少しぐずられたが、スヤスヤ眠ってくれた。

ふぅ……とため息を吐いた。

チラッと見ると副社長は、
ソファーの近くのテーブルで
ノートパソコンを広げて仕事をしていた。

「あの……さっきは、申し訳ありませんでした」

素直に謝罪する。

副社長が気づかなかったら
大変なことになっていた。

「……まったく。よく確かめずに
差し出すとかお前、馬鹿なのか?」

呆れたように言われた。

(うっ……)

何も言い返せないのが悔しい。
確かに自分でも馬鹿な事をしてしまった。

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