双子社長のギャップ萌え。(大幅に加筆修正済み)

「……すみません」

しゅんと落ち込みながらも謝罪する。

すると副社長は、立ち上がり私の前に来る。

えっ!?
急に前に立たれるので動揺する。

怖くなり後ろに下がろうとしたら
腕を掴まれギュッと抱き締めてきた。

「キャアッ!?ふ、副社長?」

慌てる私をよそに副社長は、抱き締めたまま
匂いを嗅いできた。

ちょっと!?

身体中が熱くなってしまう。
しかし副社長は、

「やっぱり。ミルク臭いな……お前」

そう言ってきた。

えっ?ミルク臭い!?

あ、そうか。
さっき粉ミルクをかけられたから

「それは、副社長がかけたから……」

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