双子社長のギャップ萌え。(大幅に加筆修正済み)

「俺のせい……なの?」

ジロッと私を睨み付けてくる。

「いえ……自分のせいです」

かけられる原因を作ったのは、
自分自身だ。

そうしたら急に私の身体を離すと

「ならいい。それよりも
さっさとシャワーを浴びて来い。
ミルク臭くてかなわん」

突き放すように言ってきた。

シャワーって……。

「無理ですよ。
着替え持って来てませんから」

それに、こんな2人きりの時にシャワーを浴びたら
何をされるか分かったものではない。

だが副社長は、

「だったら俺の服を貸してやる。
文句を言っていないで、さっさと浴びて来い。
瑠姫も居るんだ。別に何もしない」

「でも……」

「10を数えている内に行かないと本気で襲うぞ?
10…9…8…7…6」

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