双子社長のギャップ萌え。(大幅に加筆修正済み)

そして片付けると私は、瑠姫ちゃんを連れて
会社に戻った。

戻ると社長だけではなくお姉様も来ていた。

「萌。お前……瑠姫を連れて何処に
行っていたんだ!?
電話もしても出ねぇーし」

えっ?電話……?
あ、確かめるのを忘れていたわ。

「す、すみません。
お散歩をしていたら長引いてしまって……」

慌てて謝罪する。

副社長のところとは、言えなかった。

「だったらなおさら……」

「まぁ、いいじゃない。
男が女の行き先に愚痴愚痴言うもんではないわよ。
萌ちゃん。瑠姫の子守りをしてくれてありがとう。
助かったわ」

お姉様が間に入ってくれた。

「いえ、こちらこそすみません。
お待たせして」

申し訳なさそうに謝った。

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