双子社長のギャップ萌え。(大幅に加筆修正済み)
ありえる。
副社長は、副社長でいつもと変わらずに
私にちょっかいをかけてくるし。
何だか微妙な雰囲気に居心地が悪かった。
そんなある日。
お姉様から声をかけられた。
「萌ちゃん。今日の夜……ちょっと
私と付き合ってくれない?」
「えっ?付き合って……何処にですか?」
「フフッ……ちょっと女同士で話をしたくて
あなたに聞きたいことがあるの」
お姉様は、ニコッと微笑んできた。
女同士……?
一体何だろうか?
意味が分からなかったけど
話をしてみたいと思ったから承諾する。
その夜。
私は、お姉様に誘われるがまま
一軒のお洒落なバーに連れて行ってもらった。
瑠姫ちゃんは、社長に預けて。
カクテルを飲んでいるとお姉様は、突然
「ねぇ萌ちゃんは、本当のところ
どっちが好きなの?」
そんな事を聞いてくるではないか。