双子社長のギャップ萌え。(大幅に加筆修正済み)
「ぶっ……ゲホッゲホッ
急に何を言い出すんですか!?」
あまりの質問に
思わずむせかえってしまった。
「あら、ごめんなさい。はい、ハンカチ。
見ていて気になったのよね。響夜の彼女の割りに
朔夜にも気があるみたいだったから」
ニコッと笑顔でとんでもないことを言う。
ガーン!!
それって私が二股をかけていると
思われているってこと!?
「ち、違います。
私が好きなのは、社長……響夜さんだけですから」
疑われていることにショックだったが
誤解をされたくない。
私が好きなのは、社長なんだから
するとお姉様が
「あら、言い方が悪かったわね。ごめんなさい。
別にあなたを疑っている訳でも
批判している訳でもないのよ?
それに結婚している訳ではないんだし
恋愛は、自由。別に好きなら乗り換えても
全然構わないのよ!
むしろ2人を手玉に乗せちゃいなさい」
アッサリと凄い事を言ってきた。
手玉に乗せるって……いやいや。
お姉様。そんなアグレッシブな……。