双子社長のギャップ萌え。(大幅に加筆修正済み)
副社長と社長の言動を思い出す。
あのお互いに必要としている姿は、
どこか羨ましくもあり、危うく見えた。
私も入れない強い絆。
でも、副社長の中から見える切なそうな表情や
社長に対して強い想いがあるように見えて
気持ちがモヤモヤした。
「……分かりません。でも、あの2人に見える
強い絆を見ていたら不安になります。
それだけではない。
どこか危うくて放っておけなくなります。
それは、ただ羨ましいだけのか嫉妬なのか
何かそうしなけばならない……理由があるのか
気になって仕方がありません」
「ただの自己満足をしたいだけかも知れませんが
原因が分かれば、答えが出るかも知れません。
お願いです。教えて頂けませんか!?」
私は、精一杯の気持ちを伝えた。
ダメ……だろうか?
「あなたは、この事を絶対に響夜に話さないって
約束が出来る?」
お姉様がそう言ってきた。
社長に……話さない?
どうしてだろう?と思ったが
守らないと話してくれないと直感した。
「……分かりました。
社長には、絶対に言いません。約束します」
私は、条件を呑んだ。