双子社長のギャップ萌え。(大幅に加筆修正済み)

「事件……?」

「えぇ、そうよ。お母様が亡くなって
我が家に家政婦さんが来たのよ。
今まで具合が悪くてもお母様が
家事をしてくれていたから
でも、それが間違いだった」

「えっ……?」

「その人は、腕のいい家政婦さんだったのだけど
悪趣味な性癖を持っていたのよ!」

その違和感に先に気づいたのは、
勘のいい朔夜だった。

後で聞いた話だと
自分らの見る目が異様だったと言っていたわ。 
その人は、ショタコンだったの。

それで、その違和感を探るために小5だった朔夜は、
警戒をしていた。

そうしたらある日。
たまたま私やお父様が居ない日を
狙って事件を起こしたのよ!

夕食に眠り薬を混ぜて2人を眠らせたの。

前からもやっていたみたいで朔夜は、わざと
食べたふりをして様子を伺ったら

あの家政婦……眠ってる響夜に
性的な行為を始めたのよ!

朔夜は、それを目撃した。
あまりの衝撃と怒りで朔夜は、その家政婦に
ぶつかっていたわ。

しかし相手は、大人。
力で敵うはずもなく……逆に襲われそうになった。

でも、たまたま握った果物ナイフを
切りつけて難を逃れたわ。

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