双子社長のギャップ萌え。(大幅に加筆修正済み)

「それは、良かった」

そう言って社長も一緒に食事をする。
しかし会話が続かない。

お互いに無言になってしまう。

何とかして会話をしないと……?
まだ謝ってもいない。

「あの……今日も……」

「……今日朔夜と一緒だったんだな?」

えっ?気づいていたの!?

「あの……そ、それは」

「隠さなくてもいい。
俺も薄々気づいているんだ……好きなのか?」

切なそうな表情で私に言ってきた。

えっ……何を言ってるの?

ズキッと胸が痛んだ。

「副社長のことが好きではありません」

「でも、気になっているのだろ?
分かるんだ……そういうの」

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