双子社長のギャップ萌え。(大幅に加筆修正済み)
しかし副社長は、顔色1つ変えずに
倒れている市原さんに近づいて行く。
「朔夜。もういい。
手荒な真似をするな!!」
社長は、慌てて止めようとする。
だが副社長は、社長の意見すら気に止めない。
「お前さ……萌に何をしようとした?
まさか殺して埋めようとでも企んでいたか。
それか俺を脅すための材料でもしようとしたのか?」
「まぁ、この際どちらでもいい。
お前らのした裏切り。そして
俺のモノに手を出そうとしたこと
もう一度。躾直さないといけないようだな?
何なら同じ目に遭ってみるか?この際……」
そう言うとポケットから
折り畳みナイフを出した。
そして市原さんに向ける。
「副社長やめて!?
そんな事をしたら副社長が犯罪者に
なってしまいます」
私は、慌てて止めた。
「それが、今さら何だって言うんだ?
市原。お前……人を刃物で傷つけた事があるか?
凄いぜ?血がたくさん出て……グロいんだ」
フフッと笑う副社長。
「た、助けて下さい」
市原さんは、あまりの恐怖で助けを求めてきた。
私も怖くなり震えだした。