双子社長のギャップ萌え。(大幅に加筆修正済み)

まだ触られた感触が残っていた。

バイト三昧だった学生時代。

まともな恋愛をしている暇がなかった。
だから男に対して免疫がない。

思い出しただけでも
身体中から火が出そうになるぐらい恥ずかしい。

一体……私は、どうしたらいいのだろうか?

その後に渋々会社に戻った。
帰れと言われたし顔を合わせずらいし。

秘書室に戻るとすでに市原さんが戻っていた。

「あ、お帰りなさいませ」

「ただいま戻りました。これを見ましたが
朔夜副社長の所に行っていたのですね?」

「は、はい。電話がありまして
頼まれた買い物をして
それを渡しに行っていました」

市原さんに説明をする。

一応市原さんには、デスクにメモを貼っておいた。

もし先に戻られても
何処に行ったかすぐに分かるように。

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