双子社長のギャップ萌え。（大幅に加筆修正済み）

「そうだったんですか。
一応電話番号とアドレスを教えておきます。
これだけでは、見損ねる場合もありますからね」

「あ、はい。すみません」

市原さんに番号とアドレスを教えてもらう。
これで用があっても安心だわ。

登録をしていると市原さんが

「終わったら響夜社長の所に行って下さい。
立花さんが居ないから捜していました」

「分かりました」

社長が私に……？
何の用事だろうか？

登録が終わると恐る恐る社長室に向かった。

副社長の事があるせいか変な緊張感が……。

ノックをすると返事がきた。

「入れ」

「失礼します。社長……お帰りなさいませ。
席を外していて申し訳ありませんでした」

入るなり謝罪をする。