双子社長のギャップ萌え。(大幅に加筆修正済み)

えっ……じゃあ、私がやったことって
もしかして凄いことだったの!?

社長の言葉に唖然としてしまう。

知らなかった……副社長がそんなに
神経質だったなんて。

市原さんまで信用されていないなんて……。

「……心当たりはある。まぁそんなのは、
どうでもいい。
そんな事よりどうやったんだ?
ってか、お前ら俺の見ない間に何をしていた?」

ギクッ!!

借金の事がバレて、それを社長に言わない代わりに
下僕にされたなんて言えない。

「……別に何も……」

「嘘をつけ。お前……何か隠しているんだ?」

ギロッと睨まれてしまう。

ビクッ!!

怖い表情をされて肩を震わせた。

「何もしていません。
私も何が何だか分からないのに……」

もう泣きそうになった。

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