双子社長のギャップ萌え。(大幅に加筆修正済み)

私だって何故そうなったか理由を知りたい。
副社長に振り回されっぱなしだし……。

すると社長は、ため息を吐くと
こちらに来る。

ビクッとまた肩を震わせた。

「分かったから、もう泣くな。
俺が泣かしたみたいだろーが」

そう言うと私を抱き締めてくれた。

社長……!?

驚いて社長を見つめた。

間近で見る社長は、やっぱり副社長に似て
とても綺麗だった。

「まったく……お前は、世話が焼けるな」

手で涙を拭いてくれる。

ドキッと心臓が高鳴った。

見つめ合った瞬間。
思いっきりドアを開けられた。

「響夜社長。大変です!!」

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