晴空のようなあなたに恋をした
珍しく、しんみり考え込んじまった俺。
『でもずっと怖がってるままじゃ、変われないし、成長しない。そして、互いに間違う』
“互いに間違う”その言葉に聞き入ってた全員がピクッと反応した。
互いに間違う…。
音の言ってる通りだ。
俺らが耀から逃げてたってこと、音はもう見抜いてるだろうな〜と、なんとなく思った。
音なら…ここのやつらと助け合っていけるだろうなー。
これもなんとなく思った。
視界の端に難しい顔をした晴がいた。
ふっ…音もめんどくさい奴のことを好きになったなぁ?