晴空のようなあなたに恋をした


前じゃありえないことに俺は嬉しくて本当に笑いが止まらない。







「…笑うか泣くかどっちかにしなよ」





そう言ってきた綾人も珍しく目が潤んでいた。





「うるせっ」








周りを見るも反応はそれぞれ違った。







晴は少しふいて俺らに顔を見せないようにしてる。




ありゃ、泣きそうになってんな。







秋は黙ってスマホを見つめてる。




若干目が赤いのは気のせいじゃないはず。






冬夜は目を抑えてる





愬は、


「…グスンッ……」





見なかったことにしよう。









だって俺らの総長が号泣して、




グスン、グスン言ってるなんて…。


< 117 / 171 >

この作品をシェア

pagetop