晴空のようなあなたに恋をした


「確かに中学校で皆勤賞、貰ったのは慎ちゃんのお陰だけどもさ〜!もうちょっと優しく起こしてよー」






ぐちぐち言う私を今度は腕を引っ張って歩く慎ちゃん。




「優しく起こしたら、お前永遠に起きないだろーが」





永遠…!?




さすがの私でも、そこまで眠り続けないよ…?







「あーぁ、耳がいたーい」





いたーい、いたーい耳いたーい耳ー痛いー!!と慎ちゃんの横で言ってたらチョップされた。






うっ…何気にこのチョップも痛いんですけどー。





慎ちゃん力加減分かってないね!!?



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