晴空のようなあなたに恋をした



「殺す気か!!」






1分くらい、ふぅーふぅー…はぁはぁ、。してたあさみんが急に声を出した。





「ごめん!私も無意識に力込めちゃって…」




「腕力はゴリラだからね、音羽は。」






「ゴリラっ…!?」







シレーっと私をゴリラだと言った美沙を睨む。







「はいはい、話逸れてるって〜」




あさみんがパンパンと手を叩いて、ちょっとカオスなこの状況を仕切り直した。




「で?好きでこれからどうすんの??」



美沙が聞いてきたことに、ドキリとする。







「あー…えっと、。晴は不良で、窪田たちと同じ暴走族に入ってるんでしょ?」





昨日、カラオケが終わる頃、窪田たちに衝撃の事実を突きつけられたことを思い返しながら聞いた。




“晴〜、倉庫寄ってくー?”


“んー…まだ寝たりないから明日寄るわ”


“お前……また寝んのか”


“豪呵の幹部なのに晴は倉庫に行くことよりも睡眠時間の方が大事ってか?”


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