晴空のようなあなたに恋をした
「へー、オネェまでって…凄いね。幅が広い」
PTAの親たちもファンクラブに入ってることも問題だろうけど…。
「そう!優先輩はね、カッコいいし〜
背も高くて〜、細マッチョで〜
ーーーー、ーーーーーーーーーーーー。
ーー!ーーーーーーーーー!!」
無駄に白王子の良いところ紹介が長かったんで、要するにまとめてみると、
◯イケメン
まぁ…それは嫌でもわかる。
◯背も高く、細マッチョ
私、なにげに細マッチョフェチです。
◯勉強もスポーツもトップクラス
…ハイスペックすぎて言葉を失うけど、その分性格が歪んでることを私は知ってる、。
まー、これくらいしか私は聞いてない。
ほとんど右耳から左耳へスルーしてた。
「でさー、優先ぱ」
__キーンコーンカーンコーン…
「あ。」
ちょうどよく、チャイムがあさみんを遮ってくれた。
「え!もうこんな時間!?まだメロンパン半分もあるっ」
食べかけのメロンパンを無理やり口に突っ込むあさみん。