晴空のようなあなたに恋をした
てかてかてか!バカってなによっ!!
…外見だけ男めぇ〜!!!
目の前の性悪イケメン男は眉をひそめたが、今度は声に出してなかったみたいだ!
ふぅ〜。
なんとかイライラを抑えつつも、
「…どきますよ。すみませんね!」
ふんっと鼻息荒くドタバタとその場から退いた。
スッと無言で通った無愛想性悪イケメン。
そんな態度にもイラッときたが、
「さっ、私たちも体育館に行くよ」
そう言って美沙とその場から離れた。
しばらく歩いてると、体育館が見えてきた。
「ほぇー…体育館もでっか」
もう驚かないぞっと思ってたけど、この体育館はさすがに驚くわ…!!
もう普通の校舎くらいの大きさ。
「てかクラス何組か見ないでも良かったのかなぁ〜」
「…あんた、本当に何にも知らないんだね」