君との距離
1-4 思い出
引き出しから四人の写真が出てきた。
何故か優衣と泰智は浮かない顔をしている。

それを引っ張り出した優衣は

「どうして…言ってくれなかったんだろ…」
「そんなに私頼りないかな…」と優衣が部屋で涙をこぼす。


「そろそろ話した方がいいかしら。」とお母さんがドアの前でそっと小声で呟いた。

下に静かに降りていったお母さんは下から

「優衣ちゃんー!ご飯できたけど食べる?」と呼んだ。

「あっ、うんっ!今行くね!」そう優衣は答えると、写真を机の上に乗せて自分の部屋をでた。

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