全部君だけ。
もうこの人に迷惑はかけたくないから、その場を立ち去ろうとすると、
「あ、まって」
私の腕を掴んで、
「ちょっと、話そ?」
その言葉に、ただ頷くだけで精一杯だった。
「あ、まって」
私の腕を掴んで、
「ちょっと、話そ?」
その言葉に、ただ頷くだけで精一杯だった。