全部君だけ。
「瑞稀くん…?」
君の名前を呼ぶけど、返事がない。
やっぱり、いないのかな…
そう思って、いつも瑞稀が寝てる場所まで行く───
「…いた。」
いつものように、日のあたる場所で、棚にもたれるようにして寝ている。
「瑞稀くん。」
君の名前を呼ぶけど、返事がない。
やっぱり、いないのかな…
そう思って、いつも瑞稀が寝てる場所まで行く───
「…いた。」
いつものように、日のあたる場所で、棚にもたれるようにして寝ている。
「瑞稀くん。」