結婚のその先に
「立川から全部話を聞いた。気づかなくてごめん。辛い思いさせてごめん。」
栞菜は首を横にふる。
「俺は良輔が生きてた頃から、いつの間にか栞菜が好きになってた。あの頃から守りたいって思ってたんだ。」
その言葉に栞菜が驚いたようにピクリと反応する。
「でもお互いの家を考えると絶対にうまくはいかないし、乗り越えなきゃならないことが多いって思って必死に気持ちおさえてた。俺のこの気持ちを知っていたのは良輔だけだ。」
「……。」
栞菜は首を横にふる。
「俺は良輔が生きてた頃から、いつの間にか栞菜が好きになってた。あの頃から守りたいって思ってたんだ。」
その言葉に栞菜が驚いたようにピクリと反応する。
「でもお互いの家を考えると絶対にうまくはいかないし、乗り越えなきゃならないことが多いって思って必死に気持ちおさえてた。俺のこの気持ちを知っていたのは良輔だけだ。」
「……。」