結婚のその先に
啓吾が栞菜を心配して寝室をのぞくとベランダの扉が開いていた。その背中が不安そうに見える。
栞菜はどんな選択をしようとしているのだろうか…。
その邪魔をしたらいけない。
それでも栞菜を抱き締めずにはいられなかった。
こんなのルール違反だ。
どんな罰でもうける。
どうしても今の栞菜を一人にはできなかった。
栞菜はどんな選択をしようとしているのだろうか…。
その邪魔をしたらいけない。
それでも栞菜を抱き締めずにはいられなかった。
こんなのルール違反だ。
どんな罰でもうける。
どうしても今の栞菜を一人にはできなかった。