結婚のその先に
家に帰ると啓吾は嬉しそうに栞菜のメイクをおとしふたりは一緒にシャワーを浴びた。

お風呂あがりは泣きすぎて目が腫れていた栞菜の目に冷たいタオルをあてる。ソファで啓吾に膝枕される栞菜はいままで以上に過保護な啓吾に嬉しさを隠せなかった。

「幸せ」
「まだまだこれからだぞ?始まったばっかりなんだから。」
と啓吾は栞菜のお腹に手をあてる。
「パパだぞ~」
すこし膨らんだ栞菜のお腹を撫でながら啓吾は幸せに浸っていた。
< 268 / 279 >

この作品をシェア

pagetop