結婚のその先に
啓吾は栞菜に体温計を渡した。




栞菜が目を覚ましてすぐ啓吾はサイドボードから体温計とった。



栞菜の体が熱いことには目覚めてすぐに気がついている。




体温計が鳴るとすぐに栞菜の手から預り見る。




『38.9度』




「今日は起きない方がいいな。いま朝食と薬持ってくるから」




「大丈夫。自分でっ」「だめだ。栞菜のこと、甘やかしたいんだよ。」




啓吾は栞菜の体に布団をかけて優しく微笑み寝室を出た。




そんな啓吾の寝癖頭に栞菜は愛しさがつのった。
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