愛しい人の愛し方
LAST male side
彼女の最後の一言で僕は確信した。
僕がこんな方法をとったのは間違ってなかった。
愛して愛して愛して愛して...。
彼女に手錠をかけ、この地下室に囲って、僕は彼女に愛を伝え続けたのだから。
たとえ彼女の心がここになくても。
彼女がここにいることが、諦めであったとしても。
彼女はもう、僕の物。
もう、彼女がどう足掻こうと、
ーーー「キミは僕のもの」。
愛しているよ。
これからも、永遠に。